オープンキャンパス日程一覧

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TCD講師 今野真一の手稿

2014年11月05日(水)

世界初!(多分)

TCD校庭で興味深い実験が行われました。
立会人は3年生のM君と僕の2名。
小気味よく晴れ上がった秋の午後、世界的な試みは密やかに進められました。
レーサーで使われるホイールにおけるキャスター角、フォークオフセット、トレールの関係性を
実際に体験、検証し、今までベールに包まれていた事実を明らかにしようという試み。
この装置を開発製作したM君の執念には感服。僕は乗り回していただけ。
しかし彼は自分で作ったにも関わらず、実験車の設定により足が届かないというハプニングも…
2人共、冷え込んだ秋風の中、時間を忘れ実験に夢中となっていました。
お陰で少し風邪を引いてしまいました。
学生も講師も共に夢中になれる事がこの学校にはまだまだ沢山あります。世界初!(多分)世界初!(多分)
2014年08月27日(水)

「科学反応」

自転車を作るには様々な方法があります。

多くの人達が分業で行う大量生産。たった一人で最後まで作りきる個人ビルド。

少人数のアトリエの様に製作される小規模工房。

どのスタイルにも良い部分、悪い部分があるでしょう。

僕の好きなスタイルは少人数のスタッフ達と意見を出し合いながら製作するスタイルです。

自分以外の感性を受け入れる事により化学反応が起こり自分の枠や想像を超える自転車が完成します。授業のグループワークは正にそれです。意見を出し合い受け入れたり、妥協しながら製作が進みます。彼らはどんな「枠」を超えたのでしょうか。

3人の誇らしげな顔が全てを物語っていますね。

「科学反応」
2014年05月31日(土)

「仕事」

ちょっと前になりますが、3月、新入生を迎えるべく学校は大忙しでした。

治具の組付け、工事に教材の準備……先生方は大忙しです。

でも、例年と何かが違うぞ…

そう、生徒達が手伝ってくれているのです。


一見、授業の延長の様に見える光景。しかし、実は全くの別物なのです。


生徒の為に治具の製作から取り付けまでを担う木森先生は滋賀からの出張。

そのため時間も経費も限られています。
作業は生徒も含め各々分担で行われました。

先生の指示の元、能率を意識し各生徒が動きます。

決して授業では体験出来ない緊張感。先生は授業とは全く別の目つきをしています。


「仕事」です。

普段は目立たない生徒が(コメンね)かなり良い動きをすることを発見したり、協力してくれたりと、教える側の発見も沢山ありました。こんな経験が出来るのは授業ではなく「仕事」だけなのです。

でも学校を見渡せば、そんな体験を出来る環境が沢山あるのです。

文化祭の仕事や任意での作業。先生方のお手伝いにサイクルイベントのボランティア等々…

それらが自分を成長させる近道なのかもしれません。


木森先生!仕事の後のビール美味かったね~。


「仕事」
2014年05月06日(火)

「卒業」

記念すべき東京サイクルデザイン第一期生の卒業生が社会へと旅立っていきました。

サイクルショップに就職する生徒、フレームビルダーの所に就職する生徒等々…
多くの生徒が自転車関係の職務に就くことができました。

全ての学生は図面や材料の選定、設計やデザインを一から行い、自分が思い描く理想の自転車を完成させました。
自転車を愛する彼らが歩んだそのプロセスは何ものにも代え難い経験だったと思います。

この経験は必ず皆さんの「想像力」の糧となることでしょう。
卒業おめでとうございます。

今野真一

「卒業」
2014年03月01日(土)

Man machine!

競輪場に行って来ました。
選手に意見や希望、問題点そして細かなフィーリングの感想等を聞く為です。 (賭博しにではないですよ…)

プロが使うフレームは道具というイメージもあり、雑に扱われていると思っている方も多くいます。
しかし全くその逆。
自転車をあそこまで大事にしてくれている人達は見た事がありません。大切に大切に扱ってくれます。
試合が終わるとハンドルやギヤを細かく分解し、スプロケットの歯も一つ一つ丁寧に磨き上げられます。もちろん整備もこなしセットアップは僕達も顔負けの腕前です。
そうやって自転車が大切に扱われているのを見ていると
「もっと良い仕事を!」
「もっと勝てるフレームを製作しなければ」
と、いつも身が引き締まる想いで家路につきます。

競技用フレームは設計はもちろん、パイプの選定にカットの位置、ロウ付けの順番…等々 全てが確実に性能に反映されます。
選手の意見は曖昧な部分や抽象的な言葉が多くあり、それぞれ表現も異なり理解するのは至難の業です。
それら全てを反映させ、フレームをコントロールする事は雲をつかむ様な作業だと思っていました。
しかし時間をかけ、競輪場に通い、選手達の意見を一つずつ丁寧に聞いて頭の中で整理すると、 選手の言葉一つ一つが真実であり、信じられない繊細な感覚を持っていることに気がつかされます。
どの言葉も聞き逃せません。
そんな地道な作業を繰り返すうちに「性能をコントロールする事が決して不可能では無い」と確信する様になりました。

その日 僕のフレームに乗る選手が3連勝しました。(競争は3日間開催され全て勝つ事が選手にとって最高の栄冠です)
僕は思わず飛びあがって喜びました。
こんな幸せって他にはありません。

自転車づくりって楽しいと思いませんか!

選手の繊細な感覚を緻密に反映させ製作されるフレーム。
4台目にして彼の理想に確実に近づいている。