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オープンキャンパス日程一覧

卒業生紹介

東京サイクルデザイン専門学校を経て、晴れて社会人として働き出した卒業生たち。
「自転車」というキーワードで、自分たちの未来を開拓していく彼らに話を聞きました。

池田 好孝さん
ビアンキ大宮 ショップスタッフ
池田 好孝さん (24歳)

学んだことのすべてが今の仕事に活きています!

池田さんが自転車にはまったのは高校生のとき。「友人に誘われてクロスバイクを買ったことがきっかけでした。最初は自転車に7万円も?と思っていたんですが、買ってお店を出て、走り始めたそのひとこぎ目で感動してしまいました。なんだこの軽い走りは!と」。高校卒業後にロードバイクも購入し、さらに自転車にのめり込んでいった池田さん。乗ることよりイジることが好きになり、自転車に関する仕事がしたいと思うようになったちょうどそのころ、TCDの開校を知る。「この学校しかない」と直感し、一年間アルバイトをして学費を貯めて自転車プロダクトコースに入学、充実した2年間を過ごした。「熱心な先生方から、ネットや本では知ることのできない整備のコツや工具の大切さなどを学べたことは大きな財産です。実際にいろいろなものを触りながら手を動かさないと得られないことばかりでした」。現在は人気のイタリアンブランド、ビアンキの直営店で働いている池田さん。「ハイエンドパーツの整備方法やフレームジオメトリーの奥深さなども含め、学んだことは全て現在の仕事に活きています」という言葉通り、バイクを整備するその手はベテランメカニックのように素早く正確に動いていた。「今はひたすら勉強の毎日です。目標は、店長になって自分の理想のショップを経営することですね」。そう語る池田さんの笑顔は、好きなことを仕事にする喜びに満ち溢れていた。

企業DATA

ビアンキ大宮

100年以上の歴史を有するイタリアンブランド、ビアンキの直営店。店内にはハイエンドロードバイクから街乗りに最適な小径車まで、ビアンキの各車がずらりと並ぶ。ビアンキオリジナルウェアや直営店限定商品など、ファン必見のパーツも数多く取り揃える。

大塚 有さん
ケルビムストア町田店 製造スタッフ
大塚 有さん (23歳)

フレームビルディングの可能性を探求したい

「入学当時は、自分がビルダーになれるとは想像もしていませんでした」。そんな大塚さんがTCDを選んだのは、漠然と大学に進学するよりは、好きな自転車の学校に行く方が良さそうだと思ったから。「3年間の授業は、本当にすべてが楽しかった。中でもビルディング授業はおもしろくて、仕事として取り組みたくなりました。同時に、働くならケルビムでと考えていましたね」。みごと憧れの職場の一員となり、新米ビルダーの生活がスタートすると、これまで学んだことが、ダイレクトに活きていると実感できた。「先輩の言葉の意味がスッと入るし、作業を見れば何をしているのか理解できる。学校でやった作業が、ちゃんと自分の力になっていると思いました」。今後の目標は、フレーム製作のノウハウをしっかりと吸収して、一流の職人になること。そして数年後には、尊敬するメインビルダーの今野氏や先輩たちを驚かせるような、オリジナルバイクを製作することだ。「自転車を作る過程にはたくさんの未知の要素があるし、まだ知らない魅力があるはず。僕はそれを、仕事で探求していきたい」と語る大塚さん。その前向きな姿勢が生み出す、新たなバイクに期待したい。

企業DATA

CHERUBIM/有限会社 今野製作所

1965年創業の日本を代表する名工房。現代表の今野真一氏はTCDの教育顧問でもあり、“伝統と革新の融合”をコンセプトに製作されるフレームは、プロから一般ユーザーまで広く支持されている。町田店と青山店の2店舗を構える。

津島 智泰さん
株式会社オーエックスエンジニアリング
製造担当
津島 智泰さん (31歳)

「新しいものを考えて作る」そのよろこびが原動力

趣味として自転車を楽しんでいた津島さんが「本格的に自転車を学びたい」という思いを強くし、塾講師の職を辞してTCDに入学したのは27歳のとき。印象に残っているのはワーキングバイクの製作だという。「新しい構造を考えて形にする。それが楽しかった」。そんな折、学校の講義でオーエックスエンジニアリングの存在を知り、卒業後に入社。現在は学んだことをフルに活かして競技用車いすの製作を行っている。「まだまだ修行中の身ですが、新型車両の開発をするのが夢」と語る津島さん。TCDで養われたモノづくり精神は、今日もこの工房で輝いている。

企業DATA

株式会社オーエックスエンジニアリング

国内外のパラリンピック選手が全幅の信頼を寄せる日本の車いすメーカー。国内アスリートのシェアは70%近くにもなる。“車いす界のポルシェ”と称されるレース用車いすのほか、日常用車いすやユニークな小径自転車も製造する。

植田 真貴さん
マッキ サイクルズ フレームビルダー
植田 真貴さん (39歳)

お客さまを満足させる世界でひとつだけの自転車を

「自転車の楽しさを広めたくて、最初はお店をやるために入学したんです」。しかし植田さんは、ビルディング授業で自転車づくりに開眼。ビルダーを志した。「溶接やザグリなど、基礎の技術がしっかり学べる授業でしたから。それまで自分で自転車を作れるなんて考えもしなかった」。限られた時間の中で少しでも経験を積もうと、在学中から工房を立ち上げ、フレーム製作に打ち込んだ。プロになっても努力の日々は続いている。「卒業してすぐに通用するほど、この世界は甘くない。だけどお客さまと向き合い、世界で一台の自転車を作るやりがいは凄く大きいですよ」。

企業DATA

マッキ サイクルズ

TCD第一期卒業生である植田真貴さんが、地元の滋賀県で2015年4月に設立。ハンドメイド自転車製作メーカーとして、ロードバイクからシティサイクルまで、一人ひとりの個性に合わせたオーダーバイクを幅広く製作している。

池佐藤 友則さん
カトーサイクル メカニック
佐藤 友則さん (21歳)

ある1冊の本がメカニックを目指すきっかけに

「ランス・アームストロングの著書『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』を読んだのが、メカニックを目指すようになったきっかけですね」。そう話すのは、カトーサイクルでメカニックを務める佐藤さん。もともと趣味として自転車を楽しんでいた彼は、その本を読んだ後に学校の存在を知り入学を決意したのだそう。「学校では、基礎的なことはもちろん、経営の基本や考え方といった一歩踏み込んだことまで勉強することができました。中でもビルディングの授業は本当に楽しかったです。作ることの難しさ、出来上がったときの喜びは他では体験できないですね」。自転車というキーワードを通して広がる知識、技術、経験、そして仲間。それが学校生活を通して何よりの宝だったとも彼は続ける。将来の夢は、地元にお店を開くこと。「毎日が楽しいです!」と話す佐藤さんは、今日も夢に向かって歩み続けている。

企業DATA

株式会社 カトーサイクル

名古屋市南区に居を構える、老舗サイクルショップ「カトーサイクル」。ロードバイクやMTBの最新モデルからレアなビンテージパーツまでラインナップしており、客層もビギナーからマニアまで幅広いのが特徴。

新倉 那弥さん
セオサイクル 販売、修理
新倉 那弥さん (25歳)

1台のクロスバイク購入で自転車の世界に

「駅までのバス代を浮かせたい」。新倉さんが自転車に興味をもったきっかけは至ってシンプル。大学生のときに買ったそのクロスバイクが新倉さんを少しずつ自転車の世界へと導いていったのだ。「気が付けば、学生時代に自転車好きの仲間が増え、いつしか仕事にしたいとまで思うようになったんです」。いまは関東を中心に事業を展開するセオサイクルに勤務しているが、学生時代を振り返ると「学んだことすべてがいきていますね」という。販売接客時の知識、組み立て、修理。すべての授業がリアルな現場で働く今の自分の力になっているのだ。そして、「人とのつながり」もまた学校生活で得たものと新倉さんは話してくれた。「フレームビルダーやショップオーナーとして第一線で活躍している先生や、同じ目的意識を持った同期生たち。人と人とのつながりは決してお金では買えないものだと思うんです」。

企業DATA

セオサイクル

1956年に店舗第一号となる船橋店を開店。現在は関東一都六県において120以上もの店舗を構える。毎年開催している「セオサイクル・サイクルフェスティバル」は、人気のサイクルイベント。