• バナー:STEW
  • バナー:LINE
  • バナー:twitter
  • バナー:movie
  • バナー:student works
  • バナー:CSTCD
  • バナー:就職関連topics
  • バナー:再進学をお考えの方
  • バナー:TCDブログ

オープンキャンパス日程一覧

卒業生紹介

東京サイクルデザイン専門学校を経て、晴れて社会人として働き出した卒業生たち。
「自転車」というキーワードで、自分たちの未来を開拓していく彼らに話を聞きました。

※取材時点の内容となります。
片桐 遼さん
Rabbit Street 江坂店 ショップスタッフ
片桐 遼さん (22歳)

メカに触れる楽しさと接客の奥深さ。
授業を通じて発見した自分の強み

小さい頃から乗り物が好きだった片桐さんは、将来は自動車の整備士になろうと思っていたという。高校卒業後の進路を考える時期に専門学校について調べていたのだが、そこで彼が興味を持ったのは、なんと自転車の専門学校だった。 「サイクリングが好きで当時から自転車に親しんでいました。しかも授業で自転車を作れると聞いて、“僕は車より断然こっちを勉強したい!”と思ったんです」  念願だったビルディングの授業では、予想外に苦戦もしたそうだ。「手先の器用さには自信があったんですが、思っていた以上に難しかったですね。でもメンテナンスの授業では徐々にグレードの高いパーツを扱えるようになり、メカに触れることがどんどん楽しくなってきたんです。他には先生をお客様に見立てて、ライフスタイルやイメージを元に自転車を提案する授業が印象に残っています。その人に似合うフレームやパーツを考えるのがとても楽しかったんです。その結果、接客にも興味がわいて将来はショップで働きたいと思うようになりました」  卒業後は以前から憧れていたブランド、スペシャライズドに関わりたいと、大阪のコンセプトストアで働いている。念願の職場で、技術・接客ともにお客様に信頼されるようになりたいと、今日も彼は笑顔で店内を駆け回っている。

企業DATA

Rabbit Street 江坂店

西日本初となるスペシャライズドのコンセプトストア。広い店内には、ビギナー向けモデルからレース仕様車まで多数の実車が展示・販売されている。講師を招いてのペダリング講座や試乗会の企画など、イベント開催にも力を入れている。

西薗 喬大さん
株式会社スギノエンジニアリング 技術開発部 デザイン課
西薗 喬大さん (29歳)

デザインを通じて、より深く自転車と関わりたい

「僕が作ったんです」と商品カタログを見せてくれたのは、自転車パーツメーカー・スギノで働く西薗さん。カタログは消費者、販売店、問屋など、多くの人の手に渡る会社の大切な“看板”だ。そのデザインをひとりで手がけただけでなく、掲載されている商品画像の撮影も担当したという。「使い慣れない機材やソフトで、最初は苦労しましたね」と笑う。他にもイベントブースのコーディネートや商品パッケージのデザインなど、業務内容は多岐に渡る。  西薗さんは、自転車に関わる仕事に就きたいとTCDに入学。メンテナンスやビルディングなどさまざまな切り口から自転車を学ぶなかで、自分はものを「作る」ことより「考える」過程が好きなことに気づいたという。 「仕事ではパソコンの前で考えたり悩んでいる時間が大半なんです。授業ではパーツのデザインやモックアップの制作などを経験しましたが、“考える”という基本の部分は同じですね。当時の学びが糧になっていると思います」  カタログ制作を経験したことで、編集や情報発信にも関心を持ったという西薗さん。「デザイン」を通じて、自転車とより深く、そして面白い関わり方を探求している。

企業DATA

株式会社スギノエンジニアリング

奈良県に拠点を置くサイクルパーツメーカー。チェーンリングやクランク類は競輪・トラック競技を中心に多くの選手に愛用され、その勝利に貢献している。写真はサイクルモード2016出展時のブースで、西薗さんがコーディネートを担当した。

郡司 卓哉さん
那須ブラーゼン メカニック
郡司 卓哉さん (22歳)

知識ゼロのスタートから、プロメカニックの道へ

選手が乗るロードレーサーの清掃と整備。機材やパーツの在庫管理。レース中はメカトラブルに備えてサポートカーで追いかけ、レース後は選手の意見や感想を聞いてメーカーにフィードバック。「那須ブラーゼン」メカニックの郡司さんはそんな幾多の場面でチームの重責を担うが、意外なことにTCD入学時は、自転車の知識はほぼ皆無の、ごく普通の自転車好きだった。 「一番最初の授業でパンク修理をやったのが印象的でした。周りの人は当たり前にできることでも、僕にとっては初体験。ちゃんと基礎から教わることができてよかったです」  そのぶん授業には必死で食らいついた。2年間皆勤で学校に通い、わからない言葉は全てメモして調べ尽くした。彼自身がサッカーのプロ選手を目指していたこともあり、いつしか自転車でもプロの世界に関わりたいと思うように。「一度はショップに就職しましたが、今しかできないことに挑戦したくてメカニックの世界に飛び込みました。昔の僕がそうでしたが、自転車は好きだけどやりたい事がわからないという人も、どんどん未知の世界に飛び込んでみてほしいです」。“かつての自分”を思い出しながら、彼は後輩に熱いエールを送っている。

企業DATA

プロサイクルロードレースチーム 那須ブラーゼン

地域密着型自転車ロードレースチームとして2012年に設立、Jプロツアーを中心にレースに参戦する。拠点となる那須ブラーゼンベースでは、レンタサイクルをはじめ那須エリアのサイクリングガイド事業も展開している。

石井 佑助さん
[トライアスロンショップ]アスロニア ショップスタッフ
石井 佑助さん (23歳)

子どもの頃みた「トライアスロン」がすべてのはじまり

「佐渡国際トライアスロン」は国内・海外から多くの選手が集まる、日本を代表する大会のひとつだ。地元のボランティア活動を通じて幼少期からトライアスロンに親しんでいた石井さんは、いつか自分も出場したいと憧れていたという。TCDへの進学を決めたのも、そんな思いが根底にあった。 「専門学校で自転車の技術や知識を身につければ、いつかトライアスロンに関わる仕事に就けるかもしれないと思ったんです」  上京後はトライアスロンに打ち込み、念願だった地元の大会にも出場を果たした石井さん。在学中はビルディングの授業にのめり込み、「フレームビルダーになるかショップに就職するか迷っていた」と当時を振り返る。悩みながら3年次にアルバイトを始めたのがアスロニアで、そこで彼は現在スタッフとして勤務している。「普段見かけないようなハイエンドな自転車に触れられますし、慣れなかった接客もいい刺激になりました。ビギナーの方の来店も増えてきたので、今後は機材をわかりやすく説明して、お客様が競技を楽しむお手伝いをしたいですね。個人的にはアイアンマンレースに出るのが目標です!」。そう言って、最後に彼はトライアスリートの顔をのぞかせた。

企業DATA

株式会社アスロニア

現役トライアスリート・白戸太朗氏が代表を務める(株)アスロニアが運営する、トライアスロンコンセプトショップ。機材の販売だけでなくセミナーやトレーニングセッション等も開催するなど、トライアスロンライフを幅広くサポートする。

池田 好孝さん
ビアンキ大宮 ショップスタッフ
池田 好孝さん (24歳)

学んだことのすべてが今の仕事に活きています!

池田さんが自転車にはまったのは高校生のとき。「友人に誘われてクロスバイクを買ったことがきっかけでした。最初は自転車に7万円も?と思っていたんですが、買ってお店を出て、走り始めたそのひとこぎ目で感動してしまいました。なんだこの軽い走りは!と」。高校卒業後にロードバイクも購入し、さらに自転車にのめり込んでいった池田さん。乗ることよりイジることが好きになり、自転車に関する仕事がしたいと思うようになったちょうどそのころ、TCDの開校を知る。「この学校しかない」と直感し、一年間アルバイトをして学費を貯めて自転車プロダクトコースに入学、充実した2年間を過ごした。「熱心な先生方から、ネットや本では知ることのできない整備のコツや工具の大切さなどを学べたことは大きな財産です。実際にいろいろなものを触りながら手を動かさないと得られないことばかりでした」。現在は人気のイタリアンブランド、ビアンキの直営店で働いている池田さん。「ハイエンドパーツの整備方法やフレームジオメトリーの奥深さなども含め、学んだことは全て現在の仕事に活きています」という言葉通り、バイクを整備するその手はベテランメカニックのように素早く正確に動いていた。「今はひたすら勉強の毎日です。目標は、店長になって自分の理想のショップを経営することですね」。そう語る池田さんの笑顔は、好きなことを仕事にする喜びに満ち溢れていた。

企業DATA

ビアンキ大宮

100年以上の歴史を有するイタリアンブランド、ビアンキの直営店。店内にはハイエンドロードバイクから街乗りに最適な小径車まで、ビアンキの各車がずらりと並ぶ。ビアンキオリジナルウェアや直営店限定商品など、ファン必見のパーツも数多く取り揃える。

大塚 有さん
ケルビムストア町田店 製造スタッフ
大塚 有さん (23歳)

フレームビルディングの可能性を探求したい

「入学当時は、自分がビルダーになれるとは想像もしていませんでした」。そんな大塚さんがTCDを選んだのは、漠然と大学に進学するよりは、好きな自転車の学校に行く方が良さそうだと思ったから。「3年間の授業は、本当にすべてが楽しかった。中でもビルディング授業はおもしろくて、仕事として取り組みたくなりました。同時に、働くならケルビムでと考えていましたね」。みごと憧れの職場の一員となり、新米ビルダーの生活がスタートすると、これまで学んだことが、ダイレクトに活きていると実感できた。「先輩の言葉の意味がスッと入るし、作業を見れば何をしているのか理解できる。学校でやった作業が、ちゃんと自分の力になっていると思いました」。今後の目標は、フレーム製作のノウハウをしっかりと吸収して、一流の職人になること。そして数年後には、尊敬するメインビルダーの今野氏や先輩たちを驚かせるような、オリジナルバイクを製作することだ。「自転車を作る過程にはたくさんの未知の要素があるし、まだ知らない魅力があるはず。僕はそれを、仕事で探求していきたい」と語る大塚さん。その前向きな姿勢が生み出す、新たなバイクに期待したい。

企業DATA

CHERUBIM/有限会社 今野製作所

1965年創業の日本を代表する名工房。現代表の今野真一氏はTCDの教育顧問でもあり、“伝統と革新の融合”をコンセプトに製作されるフレームは、プロから一般ユーザーまで広く支持されている。町田店と青山店の2店舗を構える。

津島 智泰さん
株式会社オーエックスエンジニアリング
製造担当
津島 智泰さん (31歳)

「新しいものを考えて作る」そのよろこびが原動力

趣味として自転車を楽しんでいた津島さんが「本格的に自転車を学びたい」という思いを強くし、塾講師の職を辞してTCDに入学したのは27歳のとき。印象に残っているのはワーキングバイクの製作だという。「新しい構造を考えて形にする。それが楽しかった」。そんな折、学校の講義でオーエックスエンジニアリングの存在を知り、卒業後に入社。現在は学んだことをフルに活かして競技用車いすの製作を行っている。「まだまだ修行中の身ですが、新型車両の開発をするのが夢」と語る津島さん。TCDで養われたモノづくり精神は、今日もこの工房で輝いている。

企業DATA

株式会社オーエックスエンジニアリング

国内外のパラリンピック選手が全幅の信頼を寄せる日本の車いすメーカー。国内アスリートのシェアは70%近くにもなる。“車いす界のポルシェ”と称されるレース用車いすのほか、日常用車いすやユニークな小径自転車も製造する。

植田 真貴さん
マッキ サイクルズ フレームビルダー
植田 真貴さん (39歳)

お客さまを満足させる世界でひとつだけの自転車を

「自転車の楽しさを広めたくて、最初はお店をやるために入学したんです」。しかし植田さんは、ビルディング授業で自転車づくりに開眼。ビルダーを志した。「溶接やザグリなど、基礎の技術がしっかり学べる授業でしたから。それまで自分で自転車を作れるなんて考えもしなかった」。限られた時間の中で少しでも経験を積もうと、在学中から工房を立ち上げ、フレーム製作に打ち込んだ。プロになっても努力の日々は続いている。「卒業してすぐに通用するほど、この世界は甘くない。だけどお客さまと向き合い、世界で一台の自転車を作るやりがいは凄く大きいですよ」。

企業DATA

マッキ サイクルズ

TCD第一期卒業生である植田真貴さんが、地元の滋賀県で2015年4月に設立。ハンドメイド自転車製作メーカーとして、ロードバイクからシティサイクルまで、一人ひとりの個性に合わせたオーダーバイクを幅広く製作している。

池佐藤 友則さん
カトーサイクル メカニック
佐藤 友則さん (21歳)

ある1冊の本がメカニックを目指すきっかけに

「ランス・アームストロングの著書『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』を読んだのが、メカニックを目指すようになったきっかけですね」。そう話すのは、カトーサイクルでメカニックを務める佐藤さん。もともと趣味として自転車を楽しんでいた彼は、その本を読んだ後に学校の存在を知り入学を決意したのだそう。「学校では、基礎的なことはもちろん、経営の基本や考え方といった一歩踏み込んだことまで勉強することができました。中でもビルディングの授業は本当に楽しかったです。作ることの難しさ、出来上がったときの喜びは他では体験できないですね」。自転車というキーワードを通して広がる知識、技術、経験、そして仲間。それが学校生活を通して何よりの宝だったとも彼は続ける。将来の夢は、地元にお店を開くこと。「毎日が楽しいです!」と話す佐藤さんは、今日も夢に向かって歩み続けている。

企業DATA

株式会社 カトーサイクル

名古屋市南区に居を構える、老舗サイクルショップ「カトーサイクル」。ロードバイクやMTBの最新モデルからレアなビンテージパーツまでラインナップしており、客層もビギナーからマニアまで幅広いのが特徴。

新倉 那弥さん
セオサイクル 販売、修理
新倉 那弥さん (25歳)

1台のクロスバイク購入で自転車の世界に

「駅までのバス代を浮かせたい」。新倉さんが自転車に興味をもったきっかけは至ってシンプル。大学生のときに買ったそのクロスバイクが新倉さんを少しずつ自転車の世界へと導いていったのだ。「気が付けば、学生時代に自転車好きの仲間が増え、いつしか仕事にしたいとまで思うようになったんです」。いまは関東を中心に事業を展開するセオサイクルに勤務しているが、学生時代を振り返ると「学んだことすべてがいきていますね」という。販売接客時の知識、組み立て、修理。すべての授業がリアルな現場で働く今の自分の力になっているのだ。そして、「人とのつながり」もまた学校生活で得たものと新倉さんは話してくれた。「フレームビルダーやショップオーナーとして第一線で活躍している先生や、同じ目的意識を持った同期生たち。人と人とのつながりは決してお金では買えないものだと思うんです」。

企業DATA

セオサイクル

1956年に店舗第一号となる船橋店を開店。現在は関東一都六県において120以上もの店舗を構える。毎年開催している「セオサイクル・サイクルフェスティバル」は、人気のサイクルイベント。