Course自転車アドバンスドコース/自転車クリエーションコース/自転車スタンダードコース
コース概要
-
4年制
BICYCLE ADVANCED COURSE
自転車アドバンスドコースカーボンやチタンなど異素材の使用や、自転車とライフスタイルの融合の追求、ライドの魅力的な発信など、業界の未来を見据えた実力を養うコース。
-
3年制
BICYCLE CREATION COURSE
自転車クリエーションコース企業とのコラボレーションの機会など “自転車”という乗り物が持つ、大いなる可能性を探求し、自身の作品を世界に発信するコース。
-
2年制
BICYCLE STANDARD COURSE
自転車スタンダードコース自転車の仕組み、ビルディングや組付け、デザインなど、 自転車業界への就職を目指すのに欠かせない知識や技術を最短で修得できるコース。
カリキュラム抜粋
4年制コース | 3年制コース | 2年制コース | ||
---|---|---|---|---|
メンテナンス |
ホイール組 | ● | ● | ● |
組付け実習 | ● | ● | ● | |
資格取得対策プログラム |
|
|
|
|
レースメカニック体験 | ● | |||
製作 |
溶接技術 |
|
|
|
フレーム製作 |
|
|
|
|
設計・デザイン・その他 |
ライド&フィールド実習 |
|
|
|
自転車設計・デザイン基礎 | ● | ● | ● | |
企業コラボレーション | ● | ● | ||
CAD製図 | ● | ● | ||
サイクルイベント出展 | ● |
4年制 コース |
3年制 コース |
2年制 コース |
|
---|---|---|---|
メンテナンス |
ホイール組 | ||
● | ● | ● | |
組付け実習 | |||
● | ● | ● | |
資格取得対策プログラム | |||
|
|
|
|
レースメカニック体験 | |||
● | |||
製作 |
溶接技術 | ||
|
|
|
|
フレーム製作 | |||
|
|
|
|
設計・デザイン・その他 |
ライド&フィールド実習 | ||
|
|
|
|
自転車設計・デザイン基礎 | |||
● | ● | ● | |
企業コラボレーション | |||
● | ● | ||
CAD製図 | |||
● | ● | ||
サイクルイベント出展 | |||
● |
BYCYCLE MAINTENANCE整備
あらゆる車種に対応した、即戦力として通用する自転車整備技術を学びます。「自転車技士」「自転車安全整備士」の資格にも対応した高度なカリキュラムで、メカニックの神髄に迫ります。
※ 1年 2年次のカリキュラムからPICKUP
メンテナンス基礎実習
シティサイクル、ロードバイク、クロスバイクのメンテナンステクニックを学んでいきます。自転車整備に関する特殊工具を含めた工具の使用方法や、各種ケミカル、ネジなどの基礎知識、ホイール組みや各パーツの種類・役割を理解し、組み立て技術を習得します。
ホイール組み
スポークを交差させて組むホイールを「タンジェント組み」といいます。その中でも基本的な組み方「イタリアン」「JIS」について学びます。ホイールの構成パーツ、スポークの通し方、組み方を理解し、ホイール組みの実習を行います。
BYCYCLE BUILDING製作
金属切削や溶接の技術を修得し、さまざまな種類のフレームビルディングを学びます。ラグなどのパーツ加工にも挑み、自分だけのオリジナルフレーム製作にいかします。
※ 1年 2年次のカリキュラムからPICKUP
フレーム製作
クロムモリブデン鋼(クロモリ)を中心素材に、1年次にはロードのフレームを2台、2年次にはシクロクロスとロードのフレームを製作。図面の読み取りやフレームの基礎構造、治具の扱い方を学び、基本的な製作方法をマスターしていきます。作ったフレームを完成車まで仕上げ、自分で乗ることも可能です。
ビルディング基礎
ヤスリや糸ノコを使った“ザグリ”の技術を身につけ、自転車製作に欠かせない専用の工具、旋盤、フライス盤などの使用方法を学んでいきます。認可校ならではの充実した設備は視察に見える業界人も驚くほど。教室設置工具は自由に使用できます。
BYCYCLE DESIGN設計
機能美と造型美を兼ね備えた自転車づくりを目指すため、工業デザイン、プロダクトデザインのノウハウを学びます。また、商品企画や生産管理、ブランド設立や店舗展開など、企業から求められる実践的な知識も修得します。
※ 1年 2年次のカリキュラムからPICKUP
フレーム設計
まずはフレームの構造を知ることからスタートし、イラストレーションソフトなどの使い方を学習、精度の高い設計図を作成します。自転車設計に欠かすことのできない“CAD”の操作方法も修得。3DCADソフト「ライノセラス」による図面作成、3Dモデリング製作なども行います。
プロダクトデザイン
使いやすさや美しさをカタチにする技術を学ぶプロダクトデザインの授業。自転車だけでなくマウスやヘルメットなど、身体に関わるさまざまなアイテムのデザインに取り組み、すぐれた機能性を持つカタチ、人体へのストレスが少ないカタチとは何かを追求します。
その他の学び
2年間の技術・知識の蓄積をいかして、いよいよ本格的なオリジナルクリエーションに挑む3年生。取り組む課題も、自らの想いや考え、コンセプトなどを色濃く反映させることのできるものばかりです。
※ 3年次のカリキュラムからPICKUP
企業コラボレーション
“新しい市場開拓と教育開発”という形で企業と学校双方に刺激のある成果を生みだすコラボレーション授業。学生が企業にアピールできる絶好の機会でもあります。近年では伊モーターサイクルの名門『Ducati(ドゥカティ)』とのバイシクルプロジェクトを実施しました。
ライド体験実習
日頃なかなか走る機会のない木製バンクを実際に走行したり、MTBでトレイルコースを走る体験など、さまざまなフィールドでのライドは、自転車開発のアイデアにもつながる貴重な体験です。
3Dプリンターパーツ製作
現在、さまざまな業界で注目されている「3Dプリンター」を使用し、リフレクターなどのアクセサリーや自転車パーツを製作します。造型に必要なCADデータの作成手順を学び、PC上では測りきれないパーツの質量や動作確認を3Dで検証していきます。
素材研究
その強度や軽さとともに、金属では難しいフォルムを造型できる特長を持つ「カーボン」や、粘りがあり振動の吸収性が高いフレームを製作できる「チタン」など、新しい素材に対する知識やその加工方法について学びます。
アッセンブル実習
自転車を組み立てる際には、パーツの持つ本来の性能や組み合わせの相性を理解する必要があります。この課題では自転車の歴史、文化を知り、使用用途や乗る人に合わせたアッセンブルチューニングのセンスを養います。
外部サイクルイベント出展
国内最大級のサイクルイベント「CYCLE MODE」や、「ハンドメイドバイシクル展」にTCDのブースを出展。学生が製作したオリジナル自転車を展示します。国内外の自転車業界関係者、そして多くの自転車ファンに自身の作品を見てもらう絶好のチャンス。TCDだからこそ実現できるカリキュラムです。
卒業制作展
学びの集大成であると同時に、社会へのデビュー作でもある卒業制作。半年をかけて行う自転車製作、その経験はバイシクルクリエーターとしての礎となるはずです。