• バナー:STEW
  • バナー:LINE
  • バナー: instagram
  • バナー:twitter
  • バナー:movie
  • バナー:student works
  • バナー:CSTCD
  • バナー:就職関連topics
  • バナー:再進学をお考えの方

オープンキャンパス日程一覧

卒業生紹介

東京サイクルデザイン専門学校を経て、晴れて社会人として働き出した卒業生たち。
「自転車」というキーワードで、自分たちの未来を開拓していく彼らに話を聞きました。


※取材時点の内容となります。
西薗 喬大さん
株式会社スギノエンジニアリング 技術開発部 デザイン課
西薗 喬大さん (29歳)

デザインを通じて、より深く自転車と関わりたい

「僕が作ったんです」と商品カタログを見せてくれたのは、自転車パーツメーカー・スギノで働く西薗さん。カタログは消費者、販売店、問屋など、多くの人の手に渡る会社の大切な“看板”だ。そのデザインをひとりで手がけただけでなく、掲載されている商品画像の撮影も担当したという。「使い慣れない機材やソフトで、最初は苦労しましたね」と笑う。他にもイベントブースのコーディネートや商品パッケージのデザインなど、業務内容は多岐に渡る。  西薗さんは、自転車に関わる仕事に就きたいとTCDに入学。メンテナンスやビルディングなどさまざまな切り口から自転車を学ぶなかで、自分はものを「作る」ことより「考える」過程が好きなことに気づいたという。 「仕事ではパソコンの前で考えたり悩んでいる時間が大半なんです。授業ではパーツのデザインやモックアップの制作などを経験しましたが、“考える”という基本の部分は同じですね。当時の学びが糧になっていると思います」  カタログ制作を経験したことで、編集や情報発信にも関心を持ったという西薗さん。「デザイン」を通じて、自転車とより深く、そして面白い関わり方を探求している。

企業DATA

株式会社スギノエンジニアリング

奈良県に拠点を置くサイクルパーツメーカー。チェーンリングやクランク類は競輪・トラック競技を中心に多くの選手に愛用され、その勝利に貢献している。写真はサイクルモード2016出展時のブースで、西薗さんがコーディネートを担当した。

郡司 卓哉さん
那須ブラーゼン メカニック
郡司 卓哉さん (22歳)

知識ゼロのスタートから、プロメカニックの道へ

選手が乗るロードレーサーの清掃と整備。機材やパーツの在庫管理。レース中はメカトラブルに備えてサポートカーで追いかけ、レース後は選手の意見や感想を聞いてメーカーにフィードバック。「那須ブラーゼン」メカニックの郡司さんはそんな幾多の場面でチームの重責を担うが、意外なことにTCD入学時は、自転車の知識はほぼ皆無の、ごく普通の自転車好きだった。 「一番最初の授業でパンク修理をやったのが印象的でした。周りの人は当たり前にできることでも、僕にとっては初体験。ちゃんと基礎から教わることができてよかったです」  そのぶん授業には必死で食らいついた。2年間皆勤で学校に通い、わからない言葉は全てメモして調べ尽くした。彼自身がサッカーのプロ選手を目指していたこともあり、いつしか自転車でもプロの世界に関わりたいと思うように。「一度はショップに就職しましたが、今しかできないことに挑戦したくてメカニックの世界に飛び込みました。昔の僕がそうでしたが、自転車は好きだけどやりたい事がわからないという人も、どんどん未知の世界に飛び込んでみてほしいです」。“かつての自分”を思い出しながら、彼は後輩に熱いエールを送っている。

企業DATA

プロサイクルロードレースチーム 那須ブラーゼン

地域密着型自転車ロードレースチームとして2012年に設立、Jプロツアーを中心にレースに参戦する。拠点となる那須ブラーゼンベースでは、レンタサイクルをはじめ那須エリアのサイクリングガイド事業も展開している。

石井 佑助さん
トライスポーツ 総務
吉田 純さん (32歳)

一度きりの人生だから「好き」を仕事に

TCDは高校を卒業したばかりの現役生はもちろんだが、一度社会人を経験してから入学する人も少なくない。吉田さんもまさにそんな一人で、前職はサラリーマンの営業として全国を駆け回る日々を送っていたそう。 「一度きりの人生、このままでいいのかなという思いがずっとありました。そんなときたまたまTCDの存在を知ったんです」  仕事を辞めTCDへの入学を決心した吉田さん。実家の群馬から2時間半かけて学校に通ったが「好きな自転車に携われるから長時間の移動も苦にならなかった」と話す。 「もともと自転車が好きでメンテナンスも自分で行なっていましたが、TCDに通ったことで趣味のレベルから、人に教えられるまでになりました。講師陣の豪華さも魅力でしたね。現役でお店を経営する方や最前線で活躍するフレームビルダーから、直接教えてもらうことなんてなかなかないと思いますよ」  現在、吉田さんは神戸にある「トライスポーツ」という自転車関連の輸入代理店で働いている。TCDで得た整備の技術や知識があったので、職場でもすぐにいろんな仕事を任せてもらえるようになったそう。「好きを仕事に」。そんな夢を実現させた吉田さん。彼のうれしそうな表情からは毎日の充実振りがうかがえた。

企業DATA

トライスポーツ

兵庫県神戸市に本拠を構える自転車パーツの輸入代理店。現在、70以上ものブランドを取り扱っており、本社からすぐのところに自転車ショップ「プレミア神戸バイシクル&スポーツ」も展開している。

池田 好孝さん
ビアンキ丸の内 ショップスタッフ
深澤 佳樹さん (22歳)

TCDが広げてくれた未来への可能性

高校生の頃からイタリアンブランド、ビアンキの大ファンだったこともあり、将来を模索する中で「ビアンキで働きたい」と考えるようになったという深澤さん。TCD入学の決め手になったのは、そんな憧れの職場への就職実績があったことが大きかったそうだ。「自転車のメンテナンスもそれまでは自己流だったので、プロからしっかりとノウハウを学べるというのも魅力でした。」そんな深澤さんは、学校を卒業したあと晴れてビアンキの直営店に就職。しかも配属となったのは、日本を代表するフラッグシップショップだ。「お店ではハイエンドのスポーツモデルからキッズバイクまで、ほぼ全てのジャンルを扱っているので、学校の授業で得た幅広い知識と技術が仕事をする上でとても役立っています。特にフレームやパーツの規格について深く知れたのは財産ですね。フレーム組みの提案が得意なのですが、規格の知識があるので、お客さまにより具体的なお話をすることができるんです」働き始めてまだ一年。今はさらなる飛躍のために邁進する日々だ。「フラッグシップショップで働いているというプライドもありますが、同時にプレッシャーも感じています。だからこそ自分の技術をもっと高めて、お客様に喜んでいただけるようになりたいです」

企業DATA

ビアンキ大宮

100年以上の歴史を有するイタリアンブランド、ビアンキの直営店。店内にはハイエンドロードバイクから街乗りに最適な小径車まで、ビアンキの各車がずらりと並ぶ。ビアンキオリジナルウェアや直営店限定商品など、ファン必見のパーツも数多く取り揃える。

津島 智泰さん
株式会社オーエックスエンジニアリング
製造担当
津島 智泰さん (31歳)

「新しいものを考えて作る」そのよろこびが原動力

趣味として自転車を楽しんでいた津島さんが「本格的に自転車を学びたい」という思いを強くし、塾講師の職を辞してTCDに入学したのは27歳のとき。印象に残っているのはワーキングバイクの製作だという。「新しい構造を考えて形にする。それが楽しかった」。そんな折、学校の講義でオーエックスエンジニアリングの存在を知り、卒業後に入社。現在は学んだことをフルに活かして競技用車いすの製作を行っている。「まだまだ修行中の身ですが、新型車両の開発をするのが夢」と語る津島さん。TCDで養われたモノづくり精神は、今日もこの工房で輝いている。

企業DATA

株式会社オーエックスエンジニアリング

国内外のパラリンピック選手が全幅の信頼を寄せる日本の車いすメーカー。国内アスリートのシェアは70%近くにもなる。“車いす界のポルシェ”と称されるレース用車いすのほか、日常用車いすやユニークな小径自転車も製造する。

植田 真貴さん
マッキ サイクルズ フレームビルダー
植田 真貴さん (39歳)

お客さまを満足させる世界でひとつだけの自転車を

「自転車の楽しさを広めたくて、最初はお店をやるために入学したんです」。しかし植田さんは、ビルディング授業で自転車づくりに開眼。ビルダーを志した。「溶接やザグリなど、基礎の技術がしっかり学べる授業でしたから。それまで自分で自転車を作れるなんて考えもしなかった」。限られた時間の中で少しでも経験を積もうと、在学中から工房を立ち上げ、フレーム製作に打ち込んだ。プロになっても努力の日々は続いている。「卒業してすぐに通用するほど、この世界は甘くない。だけどお客さまと向き合い、世界で一台の自転車を作るやりがいは凄く大きいですよ」。

企業DATA

マッキ サイクルズ

TCD第一期卒業生である植田真貴さんが、地元の滋賀県で2015年4月に設立。ハンドメイド自転車製作メーカーとして、ロードバイクからシティサイクルまで、一人ひとりの個性に合わせたオーダーバイクを幅広く製作している。

池佐藤 友則さん
東洋フレーム 製造スタッフ
塙 拓人さん (24歳)

自転車の可能性は無限大。勉強と挑戦の毎日

「小さいころから機械いじりが好きでした。父が修理業を営んでいたので、その影響が大きいのかもしれません」。そう話すのは、大阪の「東洋フレーム」で働く塙さん。入社したきっかけは在学中に同社でインターンシップを体験したこと。「この会社に入りたい!と思いました。自転車への考え方、ものづくりへの姿勢。僕の中で突き動かされるものがあったんです」。入社して二年目だが、「やらなければ身につかない」という方針から、とにかくいろんなことにチャレンジさせてもらえる毎日。「TCDで基本的なことを覚えられたのは僕の強み。でも、1人前になれる日はまだまだ先ですけどね(笑)」

企業DATA

東洋フレーム株式会社

1973年に創業した大阪の自転車フレームならびにパーツメーカー。オールクロモリのフレームはもちろん、カーボンとのハイブリッドフレームを製作するなど既成概念に捉われない新しい製品を世に生み出している。

新倉 那弥さん
セオサイクル 販売、修理
新倉 那弥さん (25歳)

1台のクロスバイク購入で自転車の世界に

「駅までのバス代を浮かせたい」。新倉さんが自転車に興味をもったきっかけは至ってシンプル。大学生のときに買ったそのクロスバイクが新倉さんを少しずつ自転車の世界へと導いていったのだ。「気が付けば、学生時代に自転車好きの仲間が増え、いつしか仕事にしたいとまで思うようになったんです」。いまは関東を中心に事業を展開するセオサイクルに勤務しているが、学生時代を振り返ると「学んだことすべてがいきていますね」という。販売接客時の知識、組み立て、修理。すべての授業がリアルな現場で働く今の自分の力になっているのだ。そして、「人とのつながり」もまた学校生活で得たものと新倉さんは話してくれた。「フレームビルダーやショップオーナーとして第一線で活躍している先生や、同じ目的意識を持った同期生たち。人と人とのつながりは決してお金では買えないものだと思うんです」。

企業DATA

セオサイクル

1956年に店舗第一号となる船橋店を開店。現在は関東一都六県において120以上もの店舗を構える。毎年開催している「セオサイクル・サイクルフェスティバル」は、人気のサイクルイベント。

松下 功樹さん
サイクルスポーツ 編集者
松下 功樹さん (23歳)

雑誌というメディアと通して、自転車の魅力を発信したい

「なんとなく大学に進学するより、自分の人生を自転車に捧げたかったんです」と、松下さんは入学を決めた理由を振り返る。現在の仕事は自転車雑誌『サイクルスポーツ』の編集者だ。「就職で悩んでいたとき、学校の先生に向いているのではとアドバイスされたことがきっかけです。予想外の進路でしたが、紙面で紹介する自転車を組み立てるときなど、学校で身につけた技術が活きる場面はとても多いです。同級生が同じ業界にいるのも心強いですね」と話してくれた。今の目標は1日でも早く先輩編集者たちに追いつき、紙面をもっと面白くすること。松下さんの今後が楽しみだ。

企業DATA

サイクルスポーツ

八重洲出版が発行する自転車専門雑誌。1970年4月創刊という長い歴史を持ち、日本の自転車シーンを牽引してきた。新製品の紹介からマニアックな実験ものまで、読者のニーズに寄り添った企画が人気を集める。